建通新聞 2020.10.08

17日におおさか建築祭

大阪府建築士会 全プログラムをウェブ配信
大阪府建築士会(岡本森会長)は、2025年の建築士会全国大会大阪大会と大阪・関西万博を見据え、「おおさか建築祭2020」を1日に開催する。テーマは『過去から未来へ~大阪の強みを活かした価値の共創』。当日は、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務める藤本壮介氏が対談を行う他、在阪建築4団体がまとめたまちづくり提言書や医療福祉・建築連携のシンポジウムを開く。また全プログラムがライブでウェブ配信される。
岡本会長=写真右は「コロナ禍の中、ウェブとリアルを組み合わせたモデル事業と位置付けている。イベント開催が難しい中で、公益的な責務を果たす上で、さまざまな社会課題解決に向けた議論を深めたい」と話した。

建設通信新聞 2020.10.08 

17日「おおさか建築祭」医療・福祉との連携考察

大阪府建築士会(岡本森廣長) は、17日に大阪市の大阪工業大学梅田キャンパスOIT梅田タワー常翔ホール3階で「おおさか建築祭2020 過去から未来へ 夫阪の強みを活かした価値の共創」を開く。シンポジウムを通じてアフターコロナ を見据えた建築と医療・福祉の連携 や大阪・関西万博、大阪・関西の将来のまちづくりについて考察する。 会場での観覧(定員150人)の ほか、ウェブ(フェイスブックライブ、ユーチューブ、ZOOM)でも 配信する。参加費は、大阪府建築士 会会員が2000円、非会員が3000円(学生、入会3年以内の会員は無料)。配信の視聴は無料。9日まで同会ホームページ(https://www.aba-osakafu.or.jp/)で参加登録を受け付けている。
午前9時5分からは、まちづくり 提言書シンポジウム「山から都市へ、 海から世界へ 新しい価値の共創」 を開く。パネリストに寺地洋之大阪 工大教授、杉野卓史安井建築設計事務所大阪事務所都市デザイン部部長 兼国際部部長、三宗知之東畑建築事務所設計室副室長、荒木公樹空間計 画代表、永井務竹中工務店大阪本店 設計部設計第4部門第ーグループ長 を迎え、中嶋節子大阪府建築士会副大阪士会 会長がモデレーターを務める。
午前11時からは、「建築の未来共創ー元気な次世代からの発信」と題し、大阪・関西万博の会場デザインプ ロデューサーを務める藤本壮介氏と 建築家の平沼孝啓氏が対談する。 午後1時からは、医療福祉・建築連携シンポジウム「医療福祉・建築 連携による適切な在宅医療環境の普及に向けてーWITH コロナの生活様式と住環境」を開く。伊香賀俊治慶応義塾大教授が医療と建築の連携の必要性と仕組みについてモデル実証事例の紹介を交えて講演するほか 上原裕之健康・省エネ住宅を推進す る国民会議理事長、近本智行立命館 大教授、山田秀和近畿大教授らがパ ネリストを務めてディスカッション する。 そのほか、協賛企業のPR動画の配信も予定している。
6日に大阪市内で開いた会見で岡本会長は「感染症の脅威や高齢化社 会の課題を解決するためには、建築と医療・福祉の連携を欠かすことは できない。われわれは専門家が集まる公益社団法人であり、社会の課題を解決に向け取り組む使命がある」 と話した。田中義久副会長は「ウェブ配信するということは、世界に向けて発信するということ。その意味を理解していただき、多くの企業にご協賛いただいている。リアルとリモートを組み合わせた催しは新たな試みであるが、新しいモデルにな かもしれない」と述べている。

建設工業新聞 2020.10.08

17日におおさか建築祭

大工大とウェブで 明日まで受け付け

大阪府建築士会(岡本森廣会長)は17日、2025 年日本国際博覧会(大阪・ 関西万博)を見据えたまち づくり提言や、建築の未来、 医療福祉と建築の連携について意見交換する「おおさか建築祭2020」を大阪市北区の大阪工業大学梅田 キャンパスで開く。25年に 大阪で開催する建築士会全 国大会のプレイベントとして行う。新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐため当日の模様はウェブでライブ配信。参加申し込みは9日まで士会ホームページ(https://www.aba-osakafu.or.jp/)で受け付ける。
建築祭のテーマは「過去から未来へ ~大阪の強みを 活かした価値の共創」。
午前9時開会。岡本会長のあいさつの後、士会と大阪府建築士事務所協会、日本建築家協会近畿支部、日本建築協会が19年に取りまとめたまちづくり提言書に 関するシンポジウムをスタート。テーマは「山から都 市へ、海から世界へ新しい価値の共創」。パネリストは提言作成に関わった寺地洋之大阪工業大学教授と 杉野卓史安井建築設計事務所大阪事務所都市デザイン 部部長兼国際部部長、三宗知之東畑建築事務所設計室副室長、荒木公樹空間計画代表取締役、永井務竹中工務店大阪本店設計部設計第4部門第ーグループ 長で、中嶋節子土会副会長が進行する。
午前11時からは大阪・関西万博の会場大阪府建築士会デザインプロデューサーで 建築家の藤本壮介氏と建築家・平沼孝啓氏が「建築の未来共創ー一元気な次世代からの発信」について対談。 徳岡浩二士会常任理事が進行役を務める。午後1時からは医療福祉 ・建築連携シンポジウム 「医療福祉・建築連携による適切な在宅医療環境の普及に向けてWITH コロナの生活様式と住環境」。 伊香賀俊治慶応義塾大学教授が医療建築連携の必要性 と仕組みのモデル実証事例 を解説した上で、上原裕之 健康・省エネ住宅を推進する国民会議理事長、近本智行立命館大学教授、山田秀和近畿大学教授らが意見交換する。
シンポジウムと対談の間 には協賛企業50社が自社製品などをステージ上や動画 などでPR。展示スペースも設ける。
会場の定員は150人。 ウェブでの参加は約200 人を見込む。