祝・竹富町役場新庁舎 あす 開庁
ごあいさつ
竹富町長 前泊正人
竹富町役場新庁舎開庁にあたり、ごあいさつを申し上げます。
かねてより建設を進めてまいりました竹富町役場新庁舎が、コロナ禍という前例のない状況下にありながらも開庁できますことは、まことに慶祝の極みであり、町民皆様をはじめ、関係機関並びに建設工事にご尽力いただいた関係者の皆様に厚くお礼を申し上げます。
顧みますと、竹富町役場旧庁舎は、建築から50年余が経過し、老朽化が顕著であったこと等が指摘され一刻も早い新庁舎の建設が待ち望まれておりました。
このたび、誕生した新庁舎は、耐震・耐火性にも優れたユニバーサルデザイン採用の鉄鋼造5階建ての複合施設として建設され、これまで分散していた農林水産課や教育委員会、町議会が新庁舎へ一元化されるほか、新庁舎の大きな特徴である簡易宿泊施設、竹富町関係機関事務所等も併設されることからますます利便性の向上が図られることと思います。
特に町民皆様が多く利用する窓口は、迅速かつ親切な対応を第一に考え、一階フロアに昨日を集約配置し、申請手続等の負担軽減が図られるように総合窓口を設置しております。さらに、非常用発電機や重要機器等を上層階に配置するなど、災害時における町民の安全安心を守る対策本部の拠点としての機能も最大限発揮できるよう構築しております。
さて、いよいよ5月2日には新庁舎での業務がスタートいたします。
この新庁舎の落成を契機として、これまで以上にきめ細やかな町民サービスの充実を目指し、職員一丸となって全力で取り組むし余損でございます。
結びに、竹富町役場新庁舎開庁にあたり、多大なご支援ご協力を賜りました国・県をはじめ、町民皆様、関係各位に対し、衷心より厚く御礼を申し上げ、ごあいさつといたします。
令和4年5月1日竹富町議会
議長 新田長男
このたび、竹富町民が待ち望んでおられました、竹富町役場新庁舎が完成し、開庁の運びとなりましたことは、誠によろこびに堪えないところでございます。竹富町議会を代表して、心よりお祝い申し上げます。
竹富町役場旧庁舎は、昭和51年12月に旧ボウリング場の一部の建物を購入し、翌年9月の移転と同時に業務を相曽してから43年余に渡り、島々の均衡ある発展の礎として町民に親しまれてきましたが、建物の老朽化や耐震性能の不足、危険家屋化などの問題も指摘され、大規模災害の発生時に役場庁舎が担うべき役割や機能を十分に果たすことは困難な状況でありました。
このたびの新庁舎は、大規模災害発生時でもあらゆる事態に冷静、的確に対処できるよう耐震性、耐火性能に優れた建物となっており、浸水対策も考慮し電気室などの設備室は5回に設置されております。
また、庁舎機能と併せて、町関係機関・団体の事務所、売店並びに簡易宿泊施設も整備されており、あらゆる手続等をノンストップで行うことができる利便性の高い複合施設となっております。
町議会の議場においても、最新のマイクシステムや映像配信機能が備えられており、傍聴席には車椅子スペースも設置されました。
私どもは、二元代表制の一翼を担う議会としての責務を果たすため、諸先輩方が培ってこられた豊富な志を新議場にも引き継ぎつつ、新庁舎と新議場の機能を十分に活用しk、議会活動を一層推進してまいります。
結びに、町民の皆様をはじめ、新庁舎の整備にあたり、これまでご尽力いただきました関係各位にあらためて深く感謝申し上げるとともに、皆様方のご健勝、ご多幸、あわせて新庁舎が町民から末永く愛されるよう心より祈念し、お祝いの言葉と致します。
令和4年5月1日