Information

作 品 名夕陽の広場展望レストハウス 
建 築 主 内閣府沖縄総合事務局 国営沖縄記念公園事務所
所 在 地 沖縄県国頭郡本部町字石川
施 工 仲本建設㈱

コンセプト

沖縄観光を牽引する国営沖縄記念公園(海洋博覧会地区)内にある、夕陽の広場での快適な休息の場を提供するレストハウス。熱帯ドリームセンターから一体的に夕陽の広場を利用できることにより、活性化と魅力向上を図ることを狙いとし、高低差による負担の軽減及び景観的な魅力向上のため、展望ブリッジと展望エレベーターを設置し、レストハウスと一体的に設けることで物理的一体感を出すとともに、景観・文化的背景を考慮して時間・空間を丁寧に繋ぎ、 施設全体の価値を向上させ海洋博公園の魅力を高める計画としました。 室内からの見え方に対しては「風景の純化」を図り、床と天井とで切り取られた空間に見せたいものを効果的に表現することで、対象物をより純粋なものとして感じさせるよう計画。 遠景からの見え方として、周辺環境と「同化」させ、熱帯ドリームセンターとの軸線を強調し、また西面のガラスの傾斜は、外を歩く人がレストハウスに戻る際に、水平線に沈む太陽が反射して眩しさを感じさせない角度(約15 度)としています。