千早赤阪村役場新庁舎が全面供用開始
千早赤阪村役場の新庁舎が全面供用開始した。コンパクトながらも大きな窓ガラスにより開放的な造りとなっている。外壁は村の民家に見られる板張り、漆喰壁のイメージで仕上げ、また直射日光をカットするアルミルーバーは、楠木正成が活躍した南北朝時代の鎧糸の色調に合わせ、朱色や黄土色などの変化を持 たせた。村民の生活を支えるとともに、村を訪れる人々に「豊かな歴史と美しい自然のむら千早赤阪」を実感してもらえる庁舎となる。
災害時に強い 防災拠点となる庁舎に
千早赤阪村長 南本斎
千早赤阪村役場新庁舎が、本年9月末に無事、竣工を迎えることができました。 これもひとえに、住民の皆様をはじめ、庁舎建設検討委員や村議会議員、関係者各位、また建設に携わっていただきました、設計事業者、建設事業者のご理解、ご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。新庁舎は、東側大部分が大きな窓のガラス張りとなっており、金剛山・葛城山を見渡せる明るい庁舎となっています。
耐震性能も高く、有事にあっては、電気、水道がストップしても、3日間連続運転ができるよう、燃料を備蓄した非常用発電機を備えるなど、防災拠点としての機能を有し、災害時も行政業務の継続が可能な「災害時に強い防災拠点となる庁舎」として、村民の皆様の安全安心を支えてまいります。 この新庁舎において、質の高い行政サービスの提供はもとより、これまで以上に愛される村を目指し、村政運営に逼進してまいりますので、今後ともおカ添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
【新庁舎概要】
■所在地/千早赤阪村大字水分180
■施設規模/鉄筋コンクリート造3階建て延べ1519平方㍍
■工期/2021年12月23日~23年9月29日
■設計・監理/㈱徳岡設計
■施工者/村本建設㈱大阪支店