Information
作 品 名 | 大阪市立北稜中学校(2期) |
建 築 主 | 大阪府 |
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所 在 地 | 大阪市北区天満橋1-1-58 |
施 工 | 矢野建設株式会社 |
コンセプト
敷地東側に国重要文化財の泉布観、北側に高層集合住宅(OAP)、西側に比較的低層の民家等が建ち並ぶ北稜中学校は、全3期からなる建替を計画しています。
本建物はそのうちの2期工事にあたり、普通教室・特別教室・職員室などの主要な機能が含まれ、1期工事で設計した屋上プール付体育館との機能面・意匠面での連続性に配慮した計画としています。
また、校庭の隅から幾世代も子供達を見守り、10年後の再会の目印として卒業生の記憶に留められてきたイチョウの大木は、今回の建物計画位置にあたり、また内部の空洞化により移植も困難であったため、伐採を余儀なくされたが、ベンチとして生まれ変わり、生徒達の交流の場となって新たな歴史を刻んでいます。