Information
作 品 名 | 高齢者労働能力活用センター |
建 築 主 | 古賀町 |
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所 在 地 | 福岡県古賀市千鳥2丁目 |
施 工 | 只松建設(株) |
建築要素 | キャンティレバー・鉄骨造 |
コンセプト
高齢者の生活と社会生活との橋渡しをするシルバー人材センターの建築意匠には、高齢者の労働意欲や社会参加の可能性を象徴する造形表現が望ましいとの考えから、一般秩序の枠内に閉じこもるのではなく、枠を超えて無限に伸びゆく様を、2階部分がキャンティレバー(片持ち梁)で持ち出した形態により象徴的に表現しました。また、高齢になっても元気に働くためには、若い頃からその骨格を鍛え、力強い肉体を育んでいなければならない。そのような力強さを重量鉄骨の構造を露出させた形態により表現しています。これらの表現により、全体の印象が若々しい鋭敏さを保ちながら、力強く、伸びやかで、風格のある建築にするよう努めました。